過変温

年中無休クワガタライフ。
今年も全力で楽しみます。

FBF忘れない金曜日。
夏場の常温飼育に於ける、成虫の突然死について書いてみたいと思います。

去年の記録的な猛暑。
羽化して間もなく力尽きる成虫続出。
いわゆる突然死というケースには当てはまらないのではと。
必ず原因があると考えます。

問題の個体は、既出のコクワ♂とニジイロ♀。
追い討ちを掛けるかのように、7月キャッチのヒラタ♀が突然仰向けに。
クワカビを疑うも特に異常なし。

疑いだしたらキリがない。
猛暑日のクーラーON・OFF+水道水洗浄による体温の急な上下動。
加えて人肌による低温火傷。
素手で触る、百害あって一利なし。
それしかないんですね。
コクワ♂は常温水でパニックに陥った。
何にせよアウト、人為的ミスと言わざるを得ません。

3~8月までに羽化した個体はジャスト20頭。
冷房開始と同時にバテる。
こういったケースはリビング限定で、冷風が遮断された廊下では皆無。
が、風の通り道を確保した常温管理での突然死はないにしても連日30℃越え、それはそれでまた何らかのダメージはあるはず。

対策としては、
活動開始直後の個体・採集直後の個体は外気温で管理。
猛暑日の洗浄は避ける。
小型は要注意。
ですかね。
原因は温度ではなかったというオチ、あると思います。

からの10月、ミニアンテ♂逝く。
徘徊するようになったので覚悟してたら、案の定ゼリーにしがみついたまま虫の息に。
丹沢にお願いしようかとも考えたけど、またとない機会だし、やれるだけやってみようと。
正直一番気を使っていたつもりでしたが、最期は呆気なかった。
アンタエウスも我が家では生息不可。
大変貴重な経験をさせてくれた当個体と友人に感謝し、今後の成虫管理に活かしていきます。
RIP