Big Momma

別れの時。いざ森へ。
故ノコ♂とペアのビッグママ♀37mm(2016/6~)。正確にはペアじゃなくてハーレム。一緒にいた3cmクラス2匹と比べても、とにかくデカかった。体高もゴスイ。見た事なかったサイズでツンツンし過ぎ、こいつなら脚の1本くらいパキッとやりかねない。ペアで1ヶ月同居。かかあ殿下で双方ツルツル無傷。衰え知らずで餌の食いも最後の晩餐までハンパなかった。
3ヶ月はさすがに情が移る。度重なる台風到来、最低気温20℃切ったりでなかなか放せず、残暑が戻りだしたところでようやくリリース。森はすでにキノコだらけで、まだまだコクワ発生中。樹液OK、事前にチェックしてあった良さげなスタンプへ。ヒラ子も埋葬。とりまホッ。
ノコギリクワガタはマットに産むとか。成虫の寿命はひと夏限り。クワガタは羽化した年は蛹室で休眠し、翌年から活動開始する、という話は有名。生体よりも、むしろキノコ瓶に興味津々な自分としては、まさに触れるべからず。この子を手放したという事は、もうノコには当分関わらない。ファイナルアンサー。

カブトムシのように生き急ぐクワガタムシ、ノコギリ成虫観察は当ペアで一先ず終了。捕っては逃がして、勉強になった。健闘を祈ろう。
アンタッチャブル。