潔癖飼育
お世辞にも潔癖とは言い難い自分。勝手にそう呼んでる。これからの季節、ご参考になればと思います。
成虫飼育のネックとなるコバエ、ダニ、カビ、匂い。この4つをどうにかする。もしどうにもならなくなったら、その時は潔くインドア終了とする。
クワガタを飼うんであって、ダニやコバエまで飼育したくない。奴らが繁殖しづらい環境に。
餌や排泄物の匂いもまた避けられない。臭いものには蓋を。
湿気マスト派なのにカビまで抑えようとは、おこがましいにも程が有る。吸水ゼロで。
一旦クワガタから離れて考えてみれば、実はこれらの不快感、室内では日常茶飯事。ダニは目視こそできないものの、ヒトの存在自体が発生源。コバエも然り。カビや匂いは言うまでもなく。飼育ケースを毎日観察していると、奴らの成長過程まで目の当たりにできる。できてしまう。
ちょいズレるけど。クワガタが住みやすい環境とは。自然界に近づけたい、とか。こういった考えは常に付いて回る、ただ所詮は拉致監禁。どんだけデカい水槽使おうが放し飼いしようが、アウトドアじゃない。
更にズラして、こんな話。ブラックバスが水槽内のメダカを食い尽くす、という実験なのか何なのか、意味不な発言を耳にした事がある。バスは獲物を岸や水面に追い込んでバイトする。ライバルもいない四角形で四隅があるスペースに放たれたら。朝飯前だよね。
生体に訊かなきゃ分かんないけど、少なくともクワガタに関しては「飼育容器内で自然界を再現」は自分には無理難題でした。
というわけで、潔癖飼育。野生に触れ、森を知る。和だ。犬猫OKなのにクワガタNGなご家族を息子さんとグルでギャフンと言わせちゃいましょ。
大人の自由研究。スタートです。